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だだちゃ豆は、山形県鶴岡市周辺で江戸時代から受け継がれてきた10種類の枝豆で、サヤが茶毛で、くびれも深く見た目はよくありませんが、旨味と甘さが他の枝豆にないものです。この種を他の土地で栽培しても同じ味にならないという不思議な性質を持っています。
「だだちゃ豆」誕生の地として知られます鶴岡市白山地区で栽培される「だだちゃ豆」は、特に美味しい枝豆として「白山だだちゃ」と呼ばれ他の「だだちゃ豆」と区別され取り引きされます。
4,158円[税込]
3,672円[税込]
山ゆりは、ユリ科の多年草で、山地の草原に生えます。日本と中国原産のゆりは古名を佐韋(さい)、三枝(さいぐさ)といい、これは賽の河原のサイと同じで、ゆりの霊力が天上の扉を開くと信じられていたからです。百合というのは漢名で、鱗片が幾重にも重なっているいることによります。和名は山にはえるユリの意味であり、ヨシノユリ、エイザンユリ、ホウライジユリなど産地にちなんだ別名があります。
山ゆりの鱗茎は、その昔は薬用として用いられ、滋養強壮、利尿、せき止め、産後の回復食などに薬理効果がある食物として親しまれてきました。特にタンパク質が多く、じゃがいもの2倍で良質なでんぷんを含んでいます。グルコマンナンと呼ばれる食物繊維が豊富で、便秘や整腸に効果があります。他にカリウム、鉄、リン、カルシウム等の無機質が含まれます。
山ゆりの花は茎のさきに数個つき、花被片は白色で、強い芳香を放ちます。内面に赤紫色の点があり、長さ10〜18センチです。
山ゆりの花に強い芳香があることから喜ばれ、鱗茎は食用にもされます。山ゆりの鱗茎は、わずかに苦味があり、大球になると苦味が強くなります。ごぼう、にんじん、たまねぎなどと混ぜてかき揚げにしたり、茹でて水にさらし、梅酢あえ、甘露煮などにします。
1,210円[税込]
847円[税込]